GUIDE

使い方ガイド

地図を見る → 地番を選ぶ → 出力する。基本はこの3ステップです。

現役の測量・調査実務者が開発しています。

2.38
対応筆数
1,912
市区町村
47
都道府県
4
出力形式
SIMA / DXF / CSV / PDF

1. 地図を表示する

マップページを開くと日本全体が表示されます。スクロールやピンチで拡大し、目的のエリアへ移動してください。ある程度ズームすると筆ポリゴン(地番の区画)が見えてきます。

地図画面:1筆クリックで右パネルに地番・所在・面積・縮尺・座標値などが表示される
  • 現在の地図位置・ズームは URL に自動反映されます(例: /map#15/37.8/140.7)。URL を共有すれば相手も同じ位置・縮尺で開けます
  • ズーム目安:12〜14 で大字・小字の境界、15 以上で筆ポリゴン、17 以上で地番ラベル・標高ピンが表示されます
  • 左パネルから背景タイル(地理院標準 / 淡色 / 航空写真 / シンプル)を切り替え可能
  • 航空写真は年代切替対応。最新〜過去(昭和〜平成)のアーカイブを比較できます

2. 場所を検索する

上部の検索バーから所在地名(都道府県・市区町村・大字・小字)を入力できます。地番まで絞り込みたい場合は「地域」ボタンから、項目を順に選んで地番を直接入力するスタイルで検索してください。

地域パネル:都道府県 → 市区町村 → 地区 → 小区域 → 地番の順に絞り込み
  • 検索バー:所在地名のみ対応(地番は受け付けません)
  • 「地域」ボタン:都道府県 → 市区町村 → 地区(大字)→ 小区域(小字)の順に選び、最後に地番を直接入力 → 候補から決定
  • 地番候補に「任意座標」バッジが付いていれば、クリックで任意座標ビューに自動切替
  • Enter キーは完全一致のときのみ決定(部分一致は無視)。全角数字・漢数字も自動正規化

3. 筆を選択する

1筆クリックで右パネルに地番・所在・面積・縮尺・座標系・ソース XML などを表示。複数選択するには上部の「地番出力」モードに切り替えます。

地番出力モード:メイン地番(黄色)と参照地番(紫色)を組み合わせて複数選択
  • クリック選択1筆ずつ追加 / 解除
  • 円選択中心 + 半径で範囲指定。広範囲の一括取込に
  • 多角形選択自由な多角形で囲んだ範囲の筆を一括選択
  • ルート沿い選択OSM 道路 / KML ルートに沿った帯状エリアの筆を抽出
  • タグ切替:選択前にツールバーから「メイン地番」(黄色)または「参照地番」(紫色)を選んでクリック。メインは出力対象、参照は周辺・隣接情報として併記される筆
  • タグは選択リスト内で後から個別に切替も可能。SIMA / DXF 出力時にタグごとに色分け表示されます
  • 「隣地抽出」ボタン:メイン地番として選んだ筆と頂点を共有する隣接筆を自動で参照地番として追加
  • 選択を URL に保存・共有:短縮 URL で現場・事務所間で受け渡し可能

4. データを出力する

選択した筆を SIMA / DXF / CSV / PDF で出力。CAD(AutoCAD / TREND-ONE / ARES / IJCAD 等)にそのまま取込可能。出力前に「プレビュー」で図形・座標一覧を確認できます。

エクスポートメニュー:SIMA / DXF / CSV / PDF 形式で出力
  • SIMA 形式 (.sim)測量 CAD 標準。座標系自動判別、点名自動採番、図根点含めるオプション
  • DXF 形式 (.dxf)AutoCAD 互換。ポリライン + 点名 + 地番ラベル出力
  • CSV 形式 (.csv)Excel 取込用。地番・所在・面積・座標値の表形式
  • PDF 出力(印刷用)注釈・矢印・方位マーク・縮尺バー付き地図画像
  • 出力ファイル名はカスタマイズ可能(デフォルト:geonex_export.sim)
  • 座標系は選択筆から自動判別(1~19系 + 任意座標)
  • 文字コード:CP932 / UTF-8 切替

5. 任意座標ビュー

緯度経度を持たない任意座標筆(CAD ローカル座標で記録された筆)を表示・選択・出力できる専用モードです。

マップ上の任意座標アイコン
ICON
任意座標ビュー:その XML の筆だけが画面に並ぶ
VIEW
  • 地図上のキューブアイコン(ズーム 14 以上)をクリックでビュー切替
  • 任意座標筆も通常筆と同じく:円・多角形・隣地抽出・SIMA / DXF 出力が可能
  • 任意座標は公共座標とは別ファイルとして個別に出力できます(混在防止)
  • 全国の任意座標筆 約 1.3 億件に対応

6. 点数補正

図郭点(地図枠上で発生する不要頂点)を自動判定して、SIMA 出力から除外できます。CAD 取込後の頂点削除作業が削減され、図形がスッキリします。

点数補正:図郭境界上の不要頂点が赤×で除外される。緑が残す頂点
  • 判定基準:隣接距離・直線性・領域面積を組み合わせて自動判定
  • 結果はプレビューで確認可能。手動で復元(緑)/ 除外(赤 ×)も切替可
  • 一括補正:選択中の全筆に一気に適用

7. 表示の切り替え

左パネルから各種表示を制御。地番ラベル・図郭・データ外周・基準点・国有林・行政界・地形 3D など、業務に応じて取捨選択できます。

表示設定パネル:背景・着色(水路・道路・無地番・筆界未定など)を個別 ON/OFF
  • 着色:水路(青)・道路(緑)・無地番(橙)・筆界未定(黄)・直角不明(紫)を個別 ON / OFF
  • 測量成果着色:精度区分が「測量成果」の筆を強調表示
  • 国有林:小班・林班・林道を Shapefile データで重ね合わせ

業務シーン別の使い分け

Geonex は「地番操作エンジン」として、職能ごとに最適なフローを用意しています。

土地家屋調査士

公図参照、隣接地調査、境界確認図の元データ取得。隣地抽出で必要筆をワンクリック収集 → SIMA で CAD へ。

測量会社

現地測量前の事前準備。基準点との関係、地番リストの作成、報告書用の図面出力(PDF / DXF)。

林業 / 山林管理

国有林の小班・林班・林道の表示と区画対応。大字単位での一括選択・路網計画のためのルート沿い抽出。

土木

土木設計 / 用地

計画線に沿った用地調査、関係地番リスト作成、現地踏査用のオフライン PDF 出力。

よくある質問

地番をクリックしても何も出ない

ズームレベルが低い可能性があります。15 以上にしてください。それでも出ない場合は、その地域がまだデータ未対応の可能性があります(対応地域一覧で確認)。

SIMA 出力した座標が CAD で実位置と合わない

Geonex で扱うデータは 「登記所備付地図データ」(法務省, G空間情報センター 提供) を加工して使用しています。CAD 側で位置補正をお試しください。

また「任意座標」バッジが付いている筆は、CAD ローカル座標でそのまま出力されます。緯度経度とは無関係なので、現場で記録された数値がそのまま CAD に渡ります。

業務利用の際は、現地測量・地積測量図など公式データとの照合をお願いします。

任意座標と公共座標を同時にエクスポートできない

座標系が混在すると CAD で破綻するため、Geonex は片方のみの出力に絞っています。任意座標筆を出力したい時は、任意座標ビューに切り替えてから選択してください。

面積が登記簿と少し違う

Geonex の面積は登記所備付地図 XML のポリゴンから計算しています。業務では公式データ(地積測量図など)との照合をお願いします。

データはいつ更新される?

法務省「登記所備付地図」の公開タイミング(おおむね毎年 4 月)に合わせて更新予定です。最新の更新情報はブログでお知らせします。

他にも質問がある

よくある質問ページもご覧ください。それでも見つからない場合は下記の「お問い合わせ」からどうぞ。

マップを開いて試す →